自宅で夕食の準備をしていた私にMさんからライン。
そこにはエンボッサーという、紙をはさんでアルファベットを浮き彫りにする道具とそのレフィルが
セール価格になって山積みになっている写真が添付されていました。
実は私、この本体とレフィルのアルファベットを去年の夏に買っていたのです。 もちろん定価で。
セール価格のシールをラインで見せられて、さすがにがっかりしたのですが、 しばらくすると
安く買えなかったことにさほどショックを受けていない自分に気づきました。
思い返してみると、 去年の夏、 休みを取って東京に出かけ、 仲良しの友達と表参道で待ち合
わせ。その時間つぶしに何の気なしにのぞいたスパイラルビルにある、レイジースーザンという
雑貨のお店をのぞいて、それを見つけたのです。 私が必要な頭文字はAとN。 それでも
MとNを購入。 この二つがあるとかなり便利なリビルドの面々なので。(南・村・伸・直)
時間があると、Mさんは「Aさん、あれ貸して」といって、 自分の名刺にエンボッサーを使って
Mを浮き彫りに。丁寧に一枚一枚。 一方 私は、こっそりNOBU君が出かけているすきに勝手
に机ある名刺にNのイニシャル入れ。
これを手にするまでの過程というか時間や、手にしてからの微笑ましくなるような様子を考えると、
私にとってはセール価格で買えなかったことはとるに足らないこと。
クレジットカードのTVコマーシャルだったかで、「プライスレス」という表現を使っていましたが、
自分の人生に「プライスレス」な物やサービスが増えていくと幸せでしょうね。
リビルドデザインもそんなリフォームを目指したいです。