今度はMさんではなく、NOBU君が現場から帰ってから デスクの上をカサコソして
なにやら探している。 すかさず(NOBU君だと)私が「どうしたの?」と声をかける
と、「デジカメの充電器が見つからないんです。」
それを聞いたNOBU君の向こうのお隣のMさんが「これ使っていいよ。」
「ありがとうございます!」
しかしそれは、少し前にMさんがNOBU君から借りたものだった。(つまり借りっぱな
し) 「あ、これお前のだったわ。」(シレっと充電器を渡すMさん)
そういえば2週間ほど前は、こんな事件が。
やはりデスクやひきだしをカサコソ探しているNOBU君。
「いつも引き出しに入れている計算機がないんです。」
「そう、変ねぇ、私のを貸してあげるわ。」とやさしく声をかけるクララ。
「すみません」
数時間後、クララが後ろのキャビネにある自分のファイルを取り出し、書類を
片付けようとしたら… ファイルの中からNOBU君の計算機がポロリ。
あんな大きなものが薄いファイルに縦にはさまっていることに驚くと共に、
こんな目に遭いながらも まだ笑顔で「ありがとうございます」と嬉しそうに
計算機を受け取るNOBU君に崇高なものすら感じるクララだった。(自分は全く
反省していない)
みんなから愛されているNOBU君です。